日本一の猪肉

日本一の猪肉

四国の大自然が育んできたもの

さまざまな土地の猪を食べ比べた経験のある方に、DAISHINの猪肉を試していただくと「臭みがなく、脂もさらっとしていて、どこかフルーティーな香りがする」と驚かれます。また「脂の乗ったジューシーさ」に評価をいただくことも少なくありません。

これには理由がいくつかありますが、ひとつには、手つかずの大自然で育ったという環境が挙げられるでしょう。
「食べたものが身体をつくる」というのは、人間だけではなく動物も同様です。野山に自生する植物などを食べ、川の水を飲む野生の獣は、その土壌に大きな影響を受けています。
DAISHINのある愛媛県今治市の大三島(おおみしま)は、瀬戸内海の絶景スポット「しまなみ海道」としても知られています。これらの島々をはじめとした愛媛県東部地域は、一年中穏やかな気候。標高の高い山を除いては真冬でも雪がほとんど降らず、年間を通じて動物たちの食糧が途絶えることがありません。
春は筍、夏は清流などの水生昆虫など、秋は柿やドングリ、栗、冬には柑橘など、人間にとっても美味しいものばかり。そんな大自然の恵みを、猪や鹿たちは日々贅沢に食しているのです。

「しまなみイノシシ活用隊」が培った解体技術

また、ふたつ目の理由としては「しまなみイノシシ活用隊」による迅速かつ丁寧な食肉加工処理が挙げられるでしょう。
ジビエ肉は、捕獲後のスピーディーな血抜き処理が味を大きく左右します。2010年に猪肉の活用を目的に立ち上げられた 「しまなみイノシシ活用隊」では、食品衛生法が定める食肉処理業の許可を取り、衛生的な設備で「安全でおいしいジビエ肉」の解体を長年探求してきました。

「しまなみイノシシ活用隊」が培った解体技術

その肉の8割は飲食店に卸され、都市部の高級レストランでも扱われています。活用隊では、獣の仕留め方(止め刺し)や骨の外し方、スライスの厚み、ミンチの細かさなど、シェフたちの高い要望にもきめ細やかに応えてきました。
そのような技術の積み重ねもあり、2017年には全国から27カ所の処理場が集結した「日本猪祭り」(主催:郡上里山株式会社)の食べ比べコンテストにおいて、グランプリを受賞しました。翌年も準グランプリ。そして現在では、その技術や運営の仕組みを取り入れようと、全国から視察が訪れています。

DAISHINから皆さまにお届けするのは、このような熱意と技術が注ぎ込まれた、渾身のジビエ肉でもあるのです。

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